眠らない大陸クロノス FKギルド BBS    BBSですがメンバーのブログもあります!

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終着駅に向けて - ダイアネオ

2016/06/13 (Mon) 14:42:38

久々の更新です。

自分のLINEやブログを見てくれてる人は、何となくお気付きかもしれませんが、昨年、実はちょっとヤバイ病気を喰らってしまいまして・・・

一時は回復の見込みもあったのですが、最近またもやヤバイ奴を喰らいまして、どうもいつまで元気でいられるのか怪しくなってきたのですね。

なので、色んな人への感謝やご報告の意味合いも兼ねて、この1年ほどの間に自分に身に起きたことを、綴ってみたいと思います。

同時に、今後自分がどうなって行くのかも。


ま、重い話も多くなると思うので、ネガティブな気分の方は見ないことをお勧めします(笑)

Re: 終着駅に向けて - ダイアネオ

2016/06/13 (Mon) 15:34:34

発端:2015年5月頃

年明けくらいから、何となく変だなぁと感じてはいた。

毎日朝から身体が重く、特に午後になると強い倦怠感があって

でもアベノミクスの影響なのかやたら仕事が忙しい時期で、しばらくまともに休みも取れなかったので

「もうアラフォーだし、歳のせいで疲労が抜けないのかなぁ」くらいに、その時は考えてた。


しかし、体調は徐々に悪化の一途を辿る。

常にお腹が張るような感覚と体のダルさ。食欲もなくなり、ぐったりする時間が増えてきた。

さすがに異変を感じたくいちゃんが、「病院へ行ったら?」と言ってくれてたのだが

「うーん、仕事が一段落したらかなぁ・・・」と、つい先延ばしにしていた。

まさかあんな大事が、自分の身体の中で起きているとは露知らず・・・

Re: 終着駅に向けて - ダイアネオ

2016/06/14 (Tue) 14:33:48

異変:2015年6月末頃

具合が悪いと感じつつ、約1ヶ月程度放置していたある朝のこと。

夜寝てる時、たまたま二の腕を蚊に刺されたのだけど、刺された箇所が黄色く腫れてることに気付いた。

「なんだこれ・・・」

元々が色白なので、目立ちやすいのもあるけど、うっすら黄色とかじゃなくオレンジに近い黄色。

さすがに気になったので、嫁に見せたところ

「最近、顔とか眼も黄色いっぽい気がするし、すぐ病院へ行った方が良いって!」

と言われ、さすがに面倒臭がりな自分でも不安になり、重い腰を上げることにした。


そこで朝だけ職場に行って仕事の段取りした後、近くの内科専門病院へ行き、受付で事情を説明。

腹部超音波検査だけはすぐにしてもらえたのだが、オフィス街のくせに朝から意外と混んでいて、しかも大半は健康診断っぽい人ばかり。先生の受診まではかなり待ちそうな気配です。

うーん。どうせ待つなら、最初から総合病院へ行った方が良かったか? とか思いつつ、大人しく待つこと2時間弱。やっと自分の名前が呼ばれる。

受診室に入ると、意外と若い男の先生。まだ30歳手前か?
こんなに若い先生で大丈夫かしらーなどと余計なことを考えていたら、開口一番

「ダイアネオさん、超音波検査の結果を見ましたが、ちょっとこの病院で対処出来るレベルじゃありません」

と、あまり予想だにしてなかった台詞を言われる。

「とりあえず、大学病院へ紹介状書きますので、この後すぐに行って下さい!」

「・・・・・・・ハイ」

もしや俺ってヤバいことになってるのか・・・?


この時初めて、自分の身体に強烈な不安を感じる。

Re: 終着駅に向けて - ダイアネオ

2016/06/15 (Wed) 18:53:30

大至急大学病院へ行けと言われ、さすがに不安を覚えつつも

「でもお腹減ったなぁ・・・昼飯くらい食べてから行きたいな」

と、悠長に考えていて、途中でコンビニおにぎりを買い、診察が終わったら食べよう!

などと、まだ精神的には余裕があったと言うか、少し甘く考えていた。

そしていざ病院へ着き、あまり待たされることもなく診察室へ。

「消化器外科のTです。とりあえずエコーとCTを取りましょう。」

と、精密な検査をすることに。

ありゃ~、これはしばらくおにぎり食べれないな。とか考えつつ、大人しく検査後の受診待ち。


そこでまた1時間半ほど待たされて、やっと診察室へ呼ばれた。

「ダイアネオさん、お待たせしました。えー結論から言いますと、このまま緊急入院になります。」

ええええええええええええ!!そうなの?!

大学病院へ転送されるくらいだから、そういう可能性も考えないわけでは無かったけど・・・けど・・・

「簡単に説明しますと、胆管周辺に腫瘍らしきものがあって、それが胆管の流れをせき止めてしまい、身体中に黄疸が出ている状態です。このままだと大変危険です」

「腫瘍ってことは、ガンとかそう言う類の物ですかね?」

「まだ確定的な診断は出来ませんが、その可能性は否定出来ません」

自分の場合、父親の家系的にガン体質で、父親やその兄弟姉妹も含め、ガンになった人が凄く多い。

なので、いずれ自分もガンになるだろうと覚悟はしていたが、まさかこんなに早く来るとは・・・


まあ、まだそうと決まったわけじゃないと自分に言い聞かせ、先生に質問をぶつける。

「とりあえず、今後どうなるのでしょう?」

「まずは黄疸の治療が最優先です。その後、細胞検査やMRI検査等で、腫瘍の治療方針を確定させます」

「そうですか・・・ちょっと急で驚いていますが、とりあえず宜しくお願いします」

「あ、そうそう。ちなみに今日からしばらくは絶飲食ですから」

ぜ、ぜついんしょく~~??!! 水もダメなの??

「駄目です。しばらく我慢して下さい」

うぬぬぬぬ、既に今喉が渇いてるのに・・・つーかカバンの中のおにぎり・・・


こうして、最初の入院生活が始まる。

Re: 終着駅に向けて - ダイアネオ

2016/06/18 (Sat) 12:23:02

過去からちょっと今に話を戻します。

今週は水曜日が病院の受診日で、その後木曜・金曜日と出勤しました。
と言っても、出勤と言うほど大層な仕事はしてないんですけどね。


因みに、自分は建築関係の仕事をしてるのですが、もっぱら営業と現場管理が主でして、体調の良い日に(週に2度くらい)現場を廻ったり、簡単な営業や事務作業をしてる状態です。

そんな状態でも雇っていてくれる会社には、感謝しきりなのですが、週2日程度働いただけなのに、翌日とか身体が非常にしんどいんですよね。

特に昨日の午後からはきつくて、早めに帰宅してからほぼ横になりっぱなしで、
今後どうなって行くんだろう・・・と言う不安は常に付きまとってます。

まあ、ジタバタしても始まらないんですが。


で、そんな昨日午後、電車での帰り道のこと。

身体がしんどかったので、出来るなら座って帰りたいなぁと思い、普段は乗らない各駅停車に乗ったのですが

あいにく空いてる席が無く、仕方なく優先席近くで立ってたのですね。

そしたらおもむろに、優先席に座っていた自分より一回りくらい年配の女性の方に

「ここ座ってちょうだい」 

と、声をかけられました。

さすがにこの展開は全く予想して無かったので、しばらくの間 「え?」って顔して突っ立っていたら

「顔色凄く悪いわよ。体調良くないんでしょ?」

と言われ、肘を引っ張られながら、半ば強引に座らせられることに。

いや、本当に身体が辛かったので、凄く有難かったのです。

なので丁寧にお礼を言い、その方が降りる時には、深々と頭を下げておきました。。


けど、その後少し冷静になって考えてみると

「俺、そんなに体調悪そうに見えるのか・・・今からこんなことじゃ行けない!」 

と思い、体力を少しでもつけるために

「明日は朝から買い物&散歩がてらウォーキングでもしよう!」

と、気合を入れて寝た訳であります。


で、起きたらこの時間でありまして・・・

仕方ないので、とりあえず風呂にでも入って来ます。

昨日の自分、約束守れなくてゴメンナサイ。

Re: 終着駅に向けて - ダイアネオ

2016/06/21 (Tue) 20:21:17

入院:2015年6月末

緊急入院となった夜。簡単な入院説明と書類を書かされた後

ベッドに連れて行かれ、肝臓に溜まった毒素を抜くためだとかで、すぐに点滴を開始する。

今日の晩御飯はこれでおしまいかぁ・・・と思ったら、少し悲しくなったけど

まあ丁度良いダイエットだなと自分に言い聞かせ、なるべく空腹の事は考えないようにする。


そう言えば、この病院の入院システム、ちょっと変わっていて
(っても、他の病院のシステムを詳しく知ってる訳じゃないですが)

大部屋(4人部屋)でも、窓側と通路側で値段が違うんですよ(窓側だと1日1,500円UP)

因みに、自分の場合は空きが無かったので、窓側の部屋へ行くことに。

ん?なんで値段違うの?

と、やや不思議に思いながらベッドに通されたけど、すぐに事情を理解しました。


ここ「夜景が凄い!」んです。


都内の繁華街近くにあるせいか、高層ビルのネオンやスカイツリーが凄く綺麗だし

この病院は個室もかなり安かったのですが、まあ個室に入るほど贅沢な身分じゃないので

いつまで続くのか分からない入院生活を考えたら、この夜景のおかげで少し憂鬱な気分が晴れそう。

嫁さんも病院へ着くなり、開口一番「凄いねこの夜景!」と言ってくれました。

っておい、まず俺の身体の心配をして・・・


しかし自分の身体、どうなってるんだろうなぁ。

と不安に駆られつつ過ごした入院初日の夜。

Re: 終着駅に向けて - ダイアネオ

2016/06/28 (Tue) 21:19:43

更新が滞ってしまいました。すみません。

実は6月上旬くらいから、微熱と軽い血便が断続的に続いてまして

何となく調子悪いと自分でも思ってたのですが、さすがに血便が続くのは気持ちが悪かったので

担当の先生に連絡したところ、便の色やら回数やらを詳しく聞かれたのち

「この前、色々検査したばかりだけど、念の為もう一度検査しましょうか。次の外来の日に来て下さい」

と言われました。


んで、先週の水曜日に病院へ行くことにしたのですが

その日の朝にはもう行くのを延期しようかと思うくらい、急激に体が怠くなっていて

かろうじて電車に乗り、わき目も振らず優先席に座り、フラフラ歩きながらやっとのことで病院へ。

そして採血検査をしてから受診待ち。

何だ~この体の怠さは。目を開けるてるのもシンドイぞ・・・

などと考えていたら、意外と早く名前を呼ばれる。そして診察室に入るなり

「ネオさん、このまま緊急入院だね。採血結果見たら、高度貧血状態になってる」

と、一番聞きたくなかった「入院」のセリフをいきなり聞かされる。

「うわ、入院かぁぁ」

「ヘモグロビンが5.8まで下がってるから危ないとこだったよ。良くここまで無事に来れたね」

いやまあ、無事っちゃ無事だったけど、確かにぶっ倒れそうなくらい具合は悪かったですな・・・

「とりあえず、造影CTと内視鏡検査を明日一番でやりましょう。まあ、おそらく胃と小腸の吻合部辺りで出血してると思うので、しばらくの間は絶飲食になるかな」

出た~~絶飲食!!!

食事だけが入院時の唯一の楽しみなのに、よりによって一番最悪なパターン!!


で、失った血液を補充するのに、毎日ひたすら輸血をされて今現在。

おかげで体調はだいぶ楽になり、スマホを普通にいじれるくらいにはなったので

やっとこうして日記の更新に辿り着いた訳であります。


因みに内視鏡検査の結果は、おおよそ先生の予想通りで

胃のすぐ下の小腸部分に腫瘍(ガン細胞)が浸潤して穴をあけてしまい、出血してるのだそうです。

そしてこの出血を止めないと、抗ガン治療とかも出来ないので

まずはそちらの治療が先決らしいのですが、

先生の話を聞く限りでは、この出血を止めるってのがなかなか難しそう。

そりゃまあ、腫瘍が顔を出してるんだから難しいだろうね。

治療予定が色々と狂いそうだなぁ。


つーか、過去の闘病日記が今に追いつく前に

自分の体が持たんのじゃないかと不安になってる今日この頃です。

Re: 終着駅に向けて - ダイアネオ

2016/07/02 (Sat) 20:57:14

その後の経過報告


今週の水曜日から食事が再開されたのですが

その日の晩に胃痙攣と腹部痛がおこり

その後なぜか40℃の熱が続いていて意識朦朧状態です

先生曰くなぜこんな高熱が出てるのか細菌検査とかまでしたけど理由は分からないらしい

理由が分からないって凄く不安だし嫌だけども

やはりガン細胞が悪さしてるのかもしれませんねーみたいなことを言われました

ならばなおさら早く抗がん剤治療をしてほしいけど

熱やら内臓出血の数値が落ち着かんことにはどうしようもないんですって

そりゃそーかもしれませんね


まあ今日はまだ眼を開けてられるので少し状態としては楽なのですが

そう言うことですので更新はもう少し待って下さい

すみません

必ず復活します

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